HTTP1.1の特徴
これまでのバージョン
- HTTP0.9
- リクエストGET /index.html → レスポンス////
- HTTP1.0
* IETFで標準化が行われた最初のバージョン * GET以外のメソッドが追加
HTTP1.1の特徴
−チャンク転送、Acceptヘッダによるコンテントネゴシエーション、複雑なキャッシュコントロール、
持続的接続などの機能が追加された。
−チャンク転送
−メッセージがベティを持っている場合、Content-Lengthヘッダにそのサイズを10進数のバイトで示す。
しかし、動的に画像を生成するようなサービスではサイズが決まるまでレスポンスを返せないとユーザーは腹が立つ
→Transfer-Encoding: chunked ヘッダをセットすることで最終的なサイズがわからないボディを少しずつ転送できること
−Acceptヘッダによるコンテントネゴシエーション
−Acceptヘッダ:クライアントが自分で処理て着るメディアタイプをサーバに伝えるためのヘッダ
※メディアタイプ
−サーバがリクエストヘッダのAcceptヘッダで指定されているメディアを返せない場合は406 NotAcceptableを返す
−キャッシュコントロール
−キャッシュ
※サーバから取得したリソースを補助記憶装置に蓄積して再利用する手法のこと。またキャッシュされたデータのこと。
−持続的接続
−コストのかかるTCPコネクションをリクエストごとに確立するのではなく、Keep-Aliveヘッダによって
コネクションを切らずに複数のリクエスト・レスポンスを繰り返すこと。
−クライアントは Connection: closeヘッダでこのリクエストに対するレスポンスが帰ったらコネクションを切断する
ということを伝えられる。
参考 1日30分くらいずつ読みすすめています。
Webを支える技術 -HTTP、URI、HTML、そしてREST (WEB+DB PRESS plus)
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